SubstanceのマテリアルがHoudiniで使えるようになりました。
Substanceはプロシージャルにテクスチャを作るソフトです。Substanceで作ったマテリアルをこのプラグインで読み込むことが可能です。プラグインはフリーでできるので、Substanceを持っている人は是非とも試して見ましょう!
SubstanceのマテリアルがHoudiniで使えるようになりました。
Substanceはプロシージャルにテクスチャを作るソフトです。Substanceで作ったマテリアルをこのプラグインで読み込むことが可能です。プラグインはフリーでできるので、Substanceを持っている人は是非とも試して見ましょう!
ついにHoudini 15.5がリリースされました!!皆さん早速ダウンロードして遊んでみましょう!
新機能のおおまかな説明は以下のビデオを見るとわかります。
Houdini 15.5のクイックスタートも新しく追加されました!
SideFXのホームページのデザインが新しくなりました。
それに伴い昔ののチュートリアルがオフィシャルサイトから検索出来なくなりました。殆どのチュートリアルは見れますが、過去のMaster Classのチュートリアルなどは古いのが出てきません。ですが、前のデザインのウェブサイトも一応アーカイブされて残っているので、そこから昔のチュートリアルにアクセスすることができます。
http://archive.sidefx.com/index.php
昔のチュートリアルだからといって侮ることは出来ません。とても重要な事を解説している事もあるので、英語が何となくわかる人は是非とも見てみましょう。
篠島です。
どうやら Houdini 15.5 Indie でついにサードパーティーのレンダラー (RenderMan、Arnold、Octane Render ) が使えるようになります。 Houdini 15.5 は5月末にはリリースされる予定です。そして年末には V-Ray と Redshift がサポートされるようです。サードパーティーのレンダリングも Indie の制限と同じく、レンダリングサイズが 1920 x 1080 と制限されています。
RenderManはNon-Commercialバージョンなら無料で利用できるので、これでもっといろんな事が格安で勉強できるようになしました。これからどんどんHoudiniが面白くなっていきますね!
こんにちは。篠島です。
タイトルの通りなのですが、ノードをいろいろとつないでいる時に間違って繋いでしまう時とかありますよね。そういう場合はコネクションを外して繋ぎ直さなくても、Shift + R を押すことでインプットのノードを入れ替えることができます!Houdini 13 まではショートカットは R だけでしたが、 Houdini 14 以降から Shift + R に変わったようです。
こんにちは。篠島です。
さて、まずHoudiniを始めるにあたってとても重要なのがHoudiniのユーザーインターフェースです。ビューポートやらネットワーク ビューやらいろいろあります。これらの画面の配置をまとめてデスクトップと言いますが、このデスクトップをカスタマイズすることで作業効率が格段に上がりま す。
皆さん初めまして。篠島です。これからインディーゾーンのHoudiniのブログをちょくちょく更新していく事になりました。
目標としては、Houdiniを勉強したいけど英語のリソースばかりでうまく勉強できないといった初心者の方を対象に、自分が独学してきて分かり難かった事、勉強になった事などを記事にしていこうと思います。
基本的には初歩的なことを書きますが、たまにテクニカルな事も書いていこうと思います。
よろしくお願いします。
2015年6月22日、Houdini Engine for Cinema4Dのパブリックベータ版がリリースされました。
Houdini Engine For C4Dプラグインは、Maxonのサイト(http://www.maxon.net/ja/products/houdini-integration/overview.html)にアクセスしてダウンロードすることができます。
対応しているCinema 4Dのバージョンは、
Cinema 4D Version16.0.50(R16 SP3)
です。
SP3でないとHoudini Engineプラグインを読み込むことができません。
Houdiniのバージョンは
Houdini14.0.367
です。
ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると
modulesフォルダ、resourceフォルダ、ライセンス規約とインストール手順書のPDFが入っています。
インストール手順
1.Cinema4Dを終了します。
2.解凍したフォルダの中のmodulesフォルダ内にある
houdiniconfig.cdl64
houdiniconfig.dylib
houdiniengine.cdl64
houdiniengine.dylib
をC4Dインストールディレクトリのmodulesフォルダ(例:C:\Program Files\MAXON\CINEMA 4D R16\modules)にコピーします。
3.解凍したresourceフォルダのmodulesサブフォルダ内にある
houdiniconfigフォルダ
houdiniengineフォルダ
をC4Dインストールディレクトリのmodulesフォルダ(例:C:\Program Files\MAXON\CINEMA 4D R16\resources\modules)にコピーします。
これでHoudini Engine for C4Dプラグインのインストールが完了です。
プラグインをインストールしてC4Dを起動すると、
PipelineメニューにHoudini Engineの項目が追加されます。
sidefx.comではHoudini14.0.367がダウンロードできませんが、
C4DのPipeline→Houdini Engine→Get Houdini Installer…を
実行することでHoudini14.0.367のインストーラーをダウンロードすることができます。
ダウンロードしたHoudini14.0.367インストーラーを実行してインストールした後にC4Dを起動すると、以下のようにHoudiniデジタルアセットが読み込めるようになります。Houdiniで作成したデジタルアセット(.otlまたは.hda)を読み込むと、それがC4D上でそのデジタルアセットが再現されます。
Houdini日本語ヘルプサイトが新しくなりました。
新しいURLは、Houdini AUPユーザー様へメールでご案内しております。
(以前にご案内させていただいたURLのトップページでも案内しております。)
Houdini日本語ヘルプサーバーは、これまではApacheウェブサーバーで運用されていましたが、Pythonウェブサーバーでの運用に切り替えました。さらに専用サーバーとなったことでレスポンスも良くなっています。
新しい日本語ヘルプサイトでは、使い勝手が良くなっています。
以下に改良された内容を紹介します。
1. ドキュメント独自の検索機能が動作します。
従来のヘルプはキーワード検索をかけるとGoogle検索でsidefx.jp(Houdini12.1)内のドキュメントを検索するようになっていました。これでは目的のページが見つけにくい、または新しい情報が見つからなかったわけですが、新しいヘルプサーバーでは見つけることができます。以下は”IFD”を検索した例です。
2.サンプルファイルがダウンロードできます。
従来のヘルプのサンプルページでは、”Load|Launch”の項目がありました。
新しいヘルプページのリンクでは、サンプルファイルをHoudiniに読み込むのではなくローカルにダウンロードする仕様に変更しました。
3.目的のノードのヘルプに迅速にアクセス可能になりました。
選択したノードのパラメータエディターにあるヘルプボタンを押すことで、そのヘルプにジャンプすることができます。
ヘルプボタンを押すことで目的のページを開くには、以下の設定が必要です。
3.1 houdini.envをテキストエディターで開きます。
houdini.envの場所は、
Windowsの場合:
C:\Users\{ユーザー名}\Documents\houdini{バージョン名}
Macの場合:
Macintosh HD/ユーザ/{ユーザー名}/ライブラリ/Preferences/houdini/{バージョン名}
(ターミナルのパスは /Users/{ユーザー名}/Library/Preferences/houdini/{バージョン名}です。)
Linuxの場合:
/home/{ユーザー名}/houdini{バージョン名}
にファイルがあります。なければ、テキストを作成します。
houdini.envに
HOUDINI_EXTERNAL_HELP_BROWSER = 1
の1行を追加します。これでヘルプがお使いのデフォルトのブラウザで開くようになります。
使用するブラウザを指定したいのであれば、
HOUDINI_WEB_BROWSER_COMMAND = “C:/Program Files (x86)/Mozilla Firefox/firefox.exe”
のように1行を追加します。上記はFirefoxの例です。
IEを使用したい場合の例:
HOUDINI_WEB_BROWSER_COMMAND = “C:/Program Files/Internet Explorer/iexplore.exe”
Chromeを使用したい場合の例:
HOUDINI_WEB_BROWSER_COMMAND = “C:/Program Files (x86)/Google/Chrome/Application/chrome.exe”
3.2 HoudiniのEditメニューからPreferences/Miscellaneousを選択します。
Houdini Preferencesダイアログの”Use External Help Server”のチェックをオンにし、”External Help URL”にHoudini13またはHoudini14のヘルプのURLを指定します。
以上の設定でHoudiniから日本語ヘルプを起動させることができます。
お薦めのブラウザはFirefoxです。
Firefoxのアドオンである”Tab Mix Plus”を使用すれば、ノードのヘルプボタンを押す度に新しいウィンドウにヘルプのページが表示されないようにすることができます。
“Tab Mix Plus”アドオンをインストールした後アドオンマネージャの拡張機能からTab Mix Plusの”設定”をクリックします。
“Tab Mix Plus”オプションの
“他のアプリケーションから開くリンクは以下の設定を適用”のチェックを付けて、
“外部から読み込まれたリンクを開く場所”を”現在のタブ”にします。
これで、Houdiniの日本語ヘルプがより使いやすくなることでしょう。
話は変わり、Houdini14からはHoudini14Sneak Peakでも紹介されていた通り、Mantraのユーザーガイドが以前よりも詳しくわかりやすくなっております。
これはMantraに関わらずレンダリングそのものの勉強になるのでお勧めです。
5月21日(木)青山のTEPIAホールでHoudini VFXセミナーが開催されました。
このセミナーでは、海外でご活躍されています 渡辺潤様、 杉村昌哉様、菊地蓮様の講演と
NHKスペシャル「生命大躍進」でのHoudini使用事例としてNHK松永孝治様、NHKアート古川泰行様 、北川茂臣様の講演
という非常に豪華すぎるセミナーの内容となりました。
セミナーの内容は、公開できない内容が含まれていますので
ここでは杉村様と菊地様の公開できる内容の部分のみレポートさせていただきます。
杉村様の講演では、ROP Dependencyがどれほど便利なのか
すごくわかりやすく役に立ったのではないかと思います。
Houdiniではモデリング、アニメーション、ダイナミクス、レンダリングだけでなくコンポジット(COP)の機能まであります。
HoudiniにはROP(Render Operator)を使ってジオメトリやキャッシュ、レンダー画像などの出力を行なうことができ、各ROPを数珠つなぎで繋げてディペンデンシー(依存関係)を構築することで、プレゼン資料のように最下流のCOPを実行すれば、その依存関係に従って上流から自動的にファイル生成が行なわれていきます。
手動によるファイルの操作を挟む必要性がないので色々なテイクを取ることが可能になります。
菊地様の講演では、Delayed Load Proceduralの機能について触れられていました。Mantraでレンダリングが重いと思われている方には非常に重宝する情報です。
そもそもIFDとは何なのか?から初心者でもわかりやすい解説でした。
Houdiniの標準レンダラーはMantraです。
Mantraライセンスは商用版Houdiniを買われている方には無制限で必要なだけライセンスが無償で発行されますが、HIPファイルからIFDを生成するにはHoudiniまたはHoudini Engineのライセンスのどちらかが必要になります。
膨大なシーンをレンダリングする時にはIFDの生成にも時間と容量がかかってしまうので、その時にはDelayed Load Proceduralを使用すると解決することができます。
講演の後は、ラウンドテーブルで講演者と来場者との質疑応答の時間がありました。
今回、ご来場できなかった方々も、どのようにHoudiniが使われているのか知りたい方は是非NHKスペシャル「生命大躍進」をご覧ください。
放送予定日:
NHK総合テレビ
6月 5日(金)深夜02:35~03:33 第1集「そして”目”が生まれた」(再放送)
6月 7日(日) 21:00~21:58 第2集「こうして”母の愛”が生まれた」
6月 9日(火)深夜00:10~01:08 第2集「こうして”母の愛”が生まれた」(再放送)
7月 5日(日) 21:00~21:58 第3集「ついに”知性”が生まれた(仮)」
見逃した方はNHKオンデマンドもありますよ。