Houdini Engine FAQ


Houdini Engineに関するFAQ


Houdini Engineはどのように使用できますか?

Houdini Engineは、Houdini Engine API* を用いて構築されたプラグインから使用することができます。プラグインはホストアプリケーション内で動作して、Engineがクックした結果をホストアプリケーションに渡します。これには、Houdiniソフトウェアのインストールと、Houdini Core、Houdini FX または Houdini Engine のいずれかのライセンスが必要です。

アーティストは、 Autodesk Maya、Unity、Unreal、Cinema 4D用に開発されたプラグインを使用して、Houdini Engineへアクセスできます。3ds Max用のプラグインは現在開発中です。制作会社はHoudini Engine APIを用いて独自のプラグインを作成して、大規模なパイプラインへの統合を実現することができます。独自プラグインの実行には、商用版のHoudini Engineのライセンスが必要です。Houdini Engine Indieではここに列挙されたプラグインの実行が可能です。

* Houdini Engine API:Houdini Engineのソフトウェアを操作するためのインターフェイス

Houdini Engineプラグインの価格は?

Houdini Engineプラグインは無料で利用可能ですが、プラグインを実行するには、Houdini Engine、Houdini Core あるいはHoudini FXのライセンスが必要です。プラグインがHoudiniデジタルアセットを読み込む際に、適切なライセンスがチェックアウトされます。

Houdini Engineのライセンスはどのように機能しますか?

Houdini CoreまたはHoudini FXのライセンスを既にお持ちの場合、既存のライセンスでHoudini Engineの実行が可能です。ホストアプリケーションのみで作業を行いたい方向けに、Houdini Engineライセンスが用意されました。

Houdini Engine ワークステーション ライセンスは年間価格 57,500円+税となっており、組織内でのライセンス共有に適したフローティングライセンスは年間価格 92,000円+税からとなっています。フローティングライセンスにはボリュームライセンス価格もございます。

Houdini Engine 年間価格
ワークステーションライセンス [WS] ¥57,500 (税別)
フローティングライセンス [GAL] ¥92,000 (税別)

新しいHoudini EngineライセンスはHoudini Batchライセンスと統合されているため、ファームでのバッチ処理も行えます。これにより、制作現場では一つのライセンスを二つの用途に使用することができ、必要に応じた使い分けが可能です。Houdini Batchのライセンスは廃止されているため、より用途の広いHoudini Engineライセンスへの変換についてはこちらへお問い合わせください。

さらに、アーティストはHoudini EngineをCinema 4DやMayaなど、複数のホストアプリケーション内で実行することができるため、フローティングライセンスによる管理が容易になります。また、Houdini EngineライセンスはHoudiniデジタルアセットがホストアプリケーション内で開かれた時だけチェックアウトされるので、Houdini Engineを使用していない時はライセンスが消費されません。

Houdini Engineのライセンス価格は?

Houdini Engine ワークステーション ライセンスは年間価格 57,500円+税となっており、組織内でのライセンス共有に適したフローティングライセンスは年間価格 92,000円+税からとなっています。フローティングライセンスにはボリュームライセンス価格もございます。

Houdini Engine 年間価格
ワークステーションライセンス [WS] ¥57,500 (税別)
フローティングライセンス [GAL] ¥92,000 (税別)

詳しくは こちら をご覧ください。

Houdini Engineで動作する Maya のバージョンは何ですか?

Houdini Engine for MayaプラグインはAutodesk Maya 2012以上で動作します。OSX 、Windows および Linux に対応しています。

Houdini Engineは Maya LT で使用することはできますか?

Maya LTは現在プラグインをサポートしていないため、 Houdini Engine for Mayaをご使用いただくことはできません。

Houdini EngineとHoudini Batchのライセンスはなぜ統合されたのですか?

制作現場における複数ライセンスの管理を容易にするため、新しいHoudini Engineライセンスには次の二つの用途があります。

  1. Houdini Engineをホストアプリケーション内で実行します。
  2. ファーム上でバッチ処理を実行します。こうしたバッチ処理はHoudiniから、またはファーム上のHoudini Engineを使用するホストアプリケーションから実行できます。

所有しているHoudini BatchライセンスをHoudini Engineライセンスに交換すべきでしょうか?

Houdini 13.0 ビルド401以降をお使いであれば、Houdini Engineのライセンスに対応していますので、お持ちのHoudini BatchライセンスをHoudini Engineに変換しても問題ありません。それ以前のビルドをお使いであれば、Houdini Batchライセンスを続けて使用してください。

Houdini Engine APIのドキュメントはどこにありますか?

Houdini Engine APIのドキュメントはこちらからご覧いただけます。

Houdini Engine試用版の利用はできますか?

はい。Houdini Engineを30日間お試しいただける試用版は、初回インストール時の 1 回に限りご利用いただけます。試用期間中は、Houdini Engineのすべての機能をご利用いただけますが、30日間の試用期間終了後にHoudiniデジタルアセットを読み込むには、Houdini Core、Houdini FX、Houdini Engineのいずれかのライセンスが必要です。

Houdini Apprentice および Apprentice HD で Houdini Engine を実行することはできません。

Educationライセンスを使用してHoudini Engineを実行することはできますか?

Houdini Education(教育版)ライセンスでHoudini Engineを実行することはできますが、Houdini ApprenticeやApprentice HDライセンスで 実行することはできません。学生は学校の実習室のEducationライセンスを使用して、ホストアプリケーションでHoudini Engineを実行してください。

なぜプラグインのソースコードはGithub上で公開されるのですか?

コミュニティからの貢献を奨励し、制作現場でのカスタムプラグイン開発を可能にするためです。公開されているソースコードを変更して、プラグインを独自のバージョンに構築して、そのソースコードの変更を再貢献すれば、コミュニティのユーザーもそれをHoudiniに付属する公式プラグインに組み込むことができます。

Githubのどこでソースコードは見つけられますか?

MayaプラグインとUnityプラグインのソースコードはSideFX Githubページで見つけることが出来ます。