パス内のフォワードスラッシュとバックスラッシュについて


どうも篠島です。パスを指定するときのパス内のフォワードスラッシュとバックワードスラッシュについての注意点です。

 

Houdini は基本的にはフォワードスラッシュ (/) をサポートし、もしバックスラッシュ(\)が使われると、予期せぬ挙動になるので注意しましょう。Linux や Mac のパスはフォワードスラッシュ使ってますが、Windows だとエクスプローラー等からパスをコピーペーストすると、バックスラッシュになってしまいます。

 

色々と検証しましたが、バックスラッシュの場所によっては正しく動作する事はあるのですが、安全面を考えて全てのスラッシュはフォワードスラッシュにしておきましょう。

以前の記事でも説明しましたが、 HQueue はドライブレターを認識せず、\\Server\project\test の様にUNCパスしか扱うことが出来ないので、コピーペーストした場合はスラッシュの向きには注意しましょう。恐らく全てのバックスラッシュをフォワードスラッシュに変換する様なツールを作ってしまうのが一番ミスが無くて確実かなと思います。

普段は$HIPやら$JOBを使うので、上のGIFみたいな事をすることは無いとは思いますが、$JOBなどの変数設定時にバックスラッシュにならないように気をつけましょう。

 

試しにバックスラッシュを使ってみる

ジオメトリのキャッシュの保存先をバックスラッシュで表してみます。すると出来上がった保存先とファイルの名前がおかしくなっています。なのでパスは必ずフォワードスラッシュを使うようにしましょう!