どうも篠島です。前回はVelocityBlurの簡単な使い方、アルゴリズムの説明などをしました。実際ほとんど使えないかのように見えるVelocityBlurノードですが、画像の種類によっては問題なく使えるケースもあります。
今回のサンプルファイルです。
VelocityBlur2.zip
前回も説明したとおりに、問題は全てのピクセルにVelocityの値が無いことでした。ということは全てのピクセルにVelocityがあればいいんです。
そこで下の様なシーンを作りレンダリングしてみました。
見て分かる通り、スクリーンをオブジェクトで埋め尽くし、カメラを移動することによるモーションブラーをつけてみました。なので全てのピクセルでVelocityの値が存在します。
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これでVelocityBlurノードでモーションブラーを掛けてみたのが下になります。モーションブラーのせいでエッジが黒くなっています。
Velocity Blurの Outside BoundsのところでClamp EdgesやRepeatをすることでエッジの黒ずみを防ぐことができます。
このように全てのピクセルにVelocityがあればモーションブラーが綺麗に適用されることがわかりました。