DOPの基礎5 ノードの種類、繋げ方等


DOPノードはインプットとアウトプットで色分けされています。これによりネットワークを見た時に何がどうなっているのか分かってくると思います。

 

 

今回のサンプルファイルです。
dop_network.zip

DOPのノードは下の図を見てもらえばわかるように、灰色、緑、紫のインプットとアウトプットの色があります。基本的には灰色はオブジェクトとデータ、緑はデータのみ、紫はPOP系のノードやFluid系のソルバーを構成しているMicrosolverなどのデータです。これは同じ色の場所に繋げるという意味ではなく、あくまで目安です。

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Empty Dataノードはアウトプットが緑色になっていますが、インプットが灰色です。これが意味するところはオブジェクトノードを繋いだ場合、そのオブジェクトにデータを追加することを意味します。アウトプットが緑色なのは、オブジェクトをインプットしない場合はデータのみを作成し出力するという事です。同様にModify Dataノードは灰色のインプットで、オブジェクトを繋いだら、そのオブジェクトにあるデータを変更し、オブジェクトをアウトプットします。

またこれらのノードはインプットに繋いだノードによってアウトプットの色が変わります。Empty Dataノードはデフォルトでアウトプットが緑ですが、オブジェクトをインプットに持つことで、アウトプットの色が灰色になります。同様に、Modifyデータはデフォルトでインプット、アウトプット共に灰色ですが、インプットにデータ(オブジェクトではない)を繋ぐことで出力結果もデータのみとなりアウトプットの色が緑色に変わります。

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例えばパーティクルやリジッドボディのシミュレーションのネットワークは普通に組むと下のようになりますが・・・

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下図の様にネットワークを組み替えても問題なく動作します。Apply Dataノードによって色んなデータをオブジェクトに追加しています。要はSolverもGravityなどもデータなのでこう言う組み方も可能という事です。

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