今回はGame Development Toolsetについて説明とインストールの仕方を説明したいと思います。

Game Development Toolset とは

ゲーム開発を素早く行えるようにSideFXが作成したツール郡です。UV編集、ベイク、やデータのエキスポート等、様々なゲーム開発をサポートしています。

Houdini16.5でのインストール法

Game Development Tool シェルフが表示されてない人は、＋ボタンから下図のようにしてGame用シェルフを追加しましょう。

H16.5からはGame Development Tool シェルフにUpdate Toolset というボタンがあり、それを押すだけで簡単にインストールできます。

ボタンを押すと、ウィンドウが現れるので、Update to Branch をDevelopment にして、Update the Tools を選びます。Game Dev Tool は頻繁に更新されているので、Development ブランチをインストールするのがお勧めです。

もしエラーなどが出て、Update Toolset からインストールが出来ない場合は、下記に説明したHoudini 16.0でのインストール法を参照下さい。

下のリンクからファイルをダウロードします。

まずはダウンロードするブランチを選びます。Development、Experimental、Houdini 15、Houdini16とあるので、好きなものを選びます。ここではDevelopmentブランチからダウンロードします。

ダウンロードしたZipを解凍すると以下のようなファイルが出来上がります。

デフォルトでHoudiniが環境変数を見に行くパスがあり、以下のようになっています。

Windows

C:\Users\[username]\Documents\houdini[ver#]

OSX

/Users/[username]/Library/Preferences/houdini/[ver#]

このフォルダに先ほどダウンロードしたファイルの houdini.env 以外のファイルをすべてコピーします。以上で完了です。 houdini.env をコピーしない理由は、もし既に自分で houdini.env を設定している場合に上書きされないようにする為です。

自分の好きな場所にインストールしたい場合。

好きな場所に GameDevelopmentToolset のフォルダを置きます。そして先程説明した以下の場所にある houdini.env ファイルを編集します。

Windows

C:\Users\[username]\Documents\houdini[ver#]

OSX

/Users/[username]/Library/Preferences/houdini/[ver#]

追加する項目フォルダの位置をご自分の環境に合わせて変更してください。

HOUDINI_PATH = PATH_TO_YOUR\GameDevelopmentToolset;&

houdini.env の設定した様子が下です。;&の記号を忘れないようにしましょう。

以上で、Houdini起動時にこのパスが読み込まれ、Game Development Toolsetが読み込まれます。

Houdiniを立ち上げると、それぞれ Game Development Toolset というシェルフと Games_Minimal というデスクトップが作られているのが確認できます。