Houdini 16.5 新機能 3D viewport


今回は3D Viewpotに関する新機能の説明です。

3D viewport

新機能

 

  • 3Dビューで距離に応じて、最適化表示されるインスタンスパックプリミティブとAlembic。例えばビューポートに近いオブジェクトは元のジオメトリを表示し、遠景のオブジェクトはバウンディングボックスで描画することができます。Display OptionsウィンドウのOptimizeタブで、どのくらいの距離で最適化されるかを設定できます。

  • Lights and Cameras > Gamepad Camera シェルフツールはカメラをコントロールするGgamepad CHOPを作成します。これはGamepad CHOPを使用する例として、そしてシーン内を移動するのに便利です。

 

改善

  • normal quality でメタリックマップのサポート。
  • 「Cutout」の透明度の設定でアルファが0の部分を非表示、0以外の物は不透明として表示されます。ブレンドや追加のディスプレイパスなどが必要ない為に高速に動作します。
  • OpenSubdiv 3.x サーフェースを表示する基本サポート。
  • ディスプレイオプションにビューポートサブディビジョンで描画できるポリゴン数のリミット(デフォルトで1000万)のオプションを追加しました。もしビューポートでリミットを超えると、リミットを超えないように低いレベルでサブディビジョンが計算されます(場合によってはビューポートサブディビジョンが全く表示されない場合もあります)。
  • 3Dビューはポイントにインスタンスをするinstancefile アトリビュートをサポートします(オブジェクトのinstancingがONになっている場合)。前バージョンではこれはレンダリング時のみ可能です。

 

修正

  • カメラビューからUnlockビューに移動する際のより良いNear / Far クリッピング設定。
  • ビューポートでスペースキーを押してビューツールに移動すると、ビューツールのオプションがツールバーに表示されます。

 

変更

  • オブジェクトのサブディビジョンのON / OFFを切り替えるホットキー 「-」と 「=」 は間違えて有効にされるのを防ぐ為にShiftを押しながら押すように変更しました。
  • エッジを選択した時に表示される緑色の方向を表すガイドが描画されなくなりました。