こんにちは篠島です。今回はコンポジットソフトでテクスチャを入れ替えられるようにUVパスを吐き出してみます。
今回のサンプルファイルです。前回に引き続き豚のモデルを使います。
UV_pass.zip
UVパスを吐き出すには、モデルにUVアトリビュートが設定されている必要があります。豚のモデルではデフォルトでUVが設定されているので特に何もする必要はありません。ビューポートでUVがどのように展開されているかを見るには Space + 5 を押します。
後は前の記事のカスタムアトリビュートを吐き出すで説明したとおり、シェーダーを変更し、UVアトリビュートを吐き出せるようにします。豚のモデルはデジタルアセットなのでシェーダーは testgeometry_pighead ノードの中に含まれています。
シェーダーの中に入るとuvcoords1というノードがあるので、ここからSとTをVectorに変換してUVとして吐き出します。uvcoords1のuvから直接Bindノードに繋げても同様です。
そしたらいつもと同様にMantraの設定をします。Extra Image Planeタブの所で、VEX variable に uv と書いてレンダリングするだけです。
レンダリングすると uv チャンネルができているのが確認できます。