こんにちは、篠島です。今回はFracture系の粉砕したオブジェクトの下準備に便利なAssemble SOPについてみてみます。
今回のサンプルファイルです。
Assemble.zip
Fractureオブジェクトの下準備
下のようにBoxを組み合わせて簡単な椅子を作ってみました。これをRBD Fracture Object等で読み込むときには、name アトリビュートかグループでまとめられている必要があります。これを簡単に作ってくれるのがAssemble SOPです。
Assemble SOP
Assemble SOP はオブジェクトの接続面を元に、ポリゴンが繋がった物同士を一つの物体として name アトリビュートやグループを作成してくれます。デフォルトでは name アトリビュートが作られるようになっていますが、グループを作ったり、それぞれのオブジェクトをPacked Geometryにしたりできます。
Assemble SOPが出て来る以前は、Connectivity SOP と Partition SOP の2つによってポリゴンの連結性を元にグループを作っていました。実際にAssemble SOP はデジタルアセットであり、内部にこの2つのノードが存在しています。Assemble SOPの登場により使う機会が少なくなった Connectivity SOP と Partition SOP ですが、覚えておいて損はないです。